tag:blogger.com,1999:blog-88685914275330052662024-03-13T19:30:47.979+09:00鳥公園演劇ユニット・鳥公園のページ鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.comBlogger145125tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-19776206743159464702013-07-16T05:58:00.001+09:002013-07-16T06:08:53.297+09:00新作『カンロ』に向けたプレ稽古の発表会をします<div dir="ltr" style="text-align: left;" trbidi="on">
鳥公園は10月の終わりに、三鷹の星のホールで『カンロ』という新作を発表します。<br />
この作品に向けて、今月に入ってから数回のプレ稽古を行っています。<br />
<br />
プレ稽古は、鳥公園としては初めての試みです。<br />
演出家の気になっている事柄を、気になっている方法で、試しています。<br />
このプレ稽古の最終日に、発表会をすることにしました。<br />
これはその、お知らせです。 <br />
発表会と言っても、いわゆる「公演」とはだいぶ違っています。 <br />
<br />
このプレ稽古と発表会の目的は何かというと、<br />
第一は、俳優と演出家との間に、共有できる地盤、足場をつくること。<br />
第二は、それをスタッフの方々に 見てもらって、早い段階から、何をやろうとしているのか、今回集まった座組みがどんなチームなのかをイメージしてもらうこと。<br />
第三は、「公演本番の作品」という以外のかたちで、鳥公園の創作について、お客さんに伝える機会を持つこと。です。<br />
<br />
今回、こういうプレ稽古と発表ということをしたい、と言ったとき、<br />
俳優と演出助手から様々な反応(不安、疑問、反発)がありました。<br />
自分ではいいアイディアだと思っていただけに、ちょっとびっくりするくらいの反応でした。<br />
<br />
で、俳優と、演出助手と、話をしました。<br />
主に、「『作品』を人に見せることをどう考えるか?」ということについての話です。<br />
<br />
* * *<br />
<br />
「作品」というものが、どこからどこまでを指すものなのか、私は少しずつ、分からなくなってきています。<br />
少なくともそれは、演劇の場合は、舞台上で起こることだけではないと感じています。<br />
例えば観客も作品の一部で、その人たちの空間に対する居かたをどうデザインするか(しないか)が、私の作品にとっては大きいようだ、というのが最近分かってきたことです。<br />
<br />
だからいつも、初日を迎えてみるまで分からないことが多すぎて、困っています。<br />
「同じお客さん」ということは二度とあり得ないのに、それでも、<br />
ある会場で、ある作品を上演したときにどういうことが起こるか、というのは、<br />
初日でずいぶん色々なことが分かります。<br />
そのことを初日のお客さんに、申し訳なく思います。<br />
「稽古が間に合っていない」というのとは別の問題で、どれだけ想像しても分からない部分があって、どうしたらいいんだ?と思います。<br />
<br />
なので、出来るだけお客さんの前で発表する機会を持ちたい、そしてその後にまた制作期間も持ちたい、と思います。<br />
そう思って去年から、そういう作り方をしています。<br />
<br />
作品のクオリティを上げるというのはどういうことなんだろう?と考えたときに、<br />
作品世界の内向き(?)に向かって、たくさん練習して、フィクションを強固に作り上げていくという方向だけでは、限界がある。<br />
もちろん、そういう稽古を怠けるという意味ではないんですが、 なんというか、稽古ってそういう向きだけなのか?そうじゃないんじゃないの?という気がしています。<br />
つまり、稽古場で、お客さんがいない状態でやれる稽古には限りがあるということ(特に私の作り方の場合は)。<br />
<br />
「作品」って何なのか。<br />
観客が作品と、作品を通じて、どういう関係を結べたかということが作品、<br />
と、書くとまやかしみたいな感じですが、今のところしっくり来ている言い方はこれです。<br />
<br />
<br />
精巧に出来上がった鑑賞物になりにいく稽古は、違うんじゃないか。<br />
そういう風に準備をすると、舞台上だけで完結する作品になってしまうんじゃないか。<br />
で、作り手側がそういう風に、パッケージングを完了した状態で作品を用意することは、観客を消費者にしていくことにつながるんじゃないか。<br />
という思いがあります。<br />
<br />
* * *<br />
<br />
作り手が、何をやろうとしているのか、言葉にしていってもいいだろうと思っています。<br />
昔は、言葉にするなんて野暮、と思っていたのですが、作品をもっと楽しんでもらえることにつながるなら何でもやろう、というのが今の気持ちです。<br />
<br />
あくまで、 4日間の稽古で試している、という状態のものです。<br />
公演本番を迎えるまでには、余計なもの、「ナシだなー」というものをどんどん削いでいく方向のことが、特に稽古の最後の方の時期に起こりますが、今回はまだ「これをやりたい、やってみよう」がどんどんくっつけられて大きくなっていっている段階です。<br />
<br />
「そんな生半可なものをお客さんに見せるのは失礼なんじゃないか?」という声が俳優から出ました。<br />
そう思うのも、わかる。 <br />
けれど私は、 まだ全然固められていない生の状態だからこそ、立ち会った人と作り手との間で交わせる言葉もあるような気がしているのです。<br />
そしてそれはきっと、10月の『カンロ』の公演本番にとって重要なことになってくると思う。<br />
<br />
だから、公演本番のときは、「作品をつくりました。是非来てください!」と言いますが、<br />
今回は、「もしも今、鳥公園がやろうとしていることに興味のある方がいたら、公開しています」という言い方になります。<br />
生半可では、あります。<br />
でも何もないわけではなくて、むしろ色々あります。<br />
そういうものに立ち会ってみたいと思う方、お越しいただけたら嬉しいです。<br />
<br />
* * *<br />
<br />
鳥公園#8『カンロ』に向けたプレ稽古の発表会<br />
<br />
構成・演出 西尾佳織<br />
出演 森すみれ(鳥公園)、伊藤俊輔(ONEOR8)、笹野鈴々音、武井翔子、実近順次、鳥島明(はえぎわ)<br />
<br />
■日時 7月21日(日)19:30~<br />
(お待ちいただく場所がないので、19:20~19:30の間にお越しください)<br />
<br />
■場所 白山の稽古場<br />
(会場の正確な場所は、お申込みいただいた方にお伝えします)<br />
<br />
■参加費 無料<br />
見ていただいた後に、ご意見・ご感想をお話しいただけると嬉しいです。<br />
<br />
■お申込み方法<br />
件名を「プレ稽古発表会申し込み」とし、本文にお名前(フリガナ)とお申込みの理由を明記の上、info.birdpark☆gmail.comまで(☆を@に変えて)ご連絡ください。<br />
お申込みなしでの、当日参加は受け付けておりませんのでご注意ください。<br />
<br />
よろしくお願いいたします。</div>
鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-85237326118436150552012-10-20T23:45:00.001+09:002012-10-20T23:50:53.005+09:00鳥公園#7「ながい宴」えだみつ演劇フェスティバル2012に参加して、<br />
築80年の日本家屋・横尾邸にて、新作を発表します。<br />
<br />
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *<br />
<br />
鳥公園#7「ながい宴」<br />
<br />
作・演出 西尾佳織<br />
出演 森すみれ、井上知子、笹野鈴々音、武井翔子、吉田圭佑<br />
<br />
築80年の日本家屋・横尾邸にてひっそりと、秘密のパーティー。<br />
でも何か足りない?誰かが多い・・・・・・??<br />
ひと部屋ひと部屋、お屋敷を奥へ進みながら、物語がひらかれていきます。<br />
東京を拠点に活動する鳥公園による、回遊型演劇!<br />
<br />
【公演日時】<br />
12月21日(金)18:00<br />
12月22日(土)13:00★、18:00<br />
12月23日(日)15:00<br />
<br />
★の回(12/22の13:00)は、終演後に、えだトークあり!<br />
<br />
<br />
【チケット】<br />
一般前売2000円 一般当日2500円<br />
学生前売1000円 学生当日2000円<br />
<br />
ご予約は、↓のタイムテーブルをクリックしていただくか、<br />
tori.gareki@gmail.comまで、お名前(フリガナ)・ご希望日時・チケット種類・枚数をご連絡ください。
<br />
<div class="mobile">
<br />
<a href="https://ticket.corich.jp/apply/41064/" target="_blank">携帯からの予約はこちらをクリック!</a></div>
<br />
<iframe border="0" frameborder="no" height="185" src="https://ticket.corich.jp/stage/bp/timetable.php?sid=41064&ad=8%2C4%2C5%2C9&view=10&body=&color=&td_bo=&td_co=&th_bo=&th_co=&t_bo=&t_co=&link=&border=" width="230"></iframe><br />
<a href="http://moblife.jp/" target="_blank">イケア通販</a>
<a href="http://ichimoku-chart.com/" target="_blank">一目均衡表</a>
<a href="http://dancedress-jj.com/" target="_blank">社交ダンスドレス</a>
<a href="http://store.brushbrush.jp/" target="_blank">ファッション通販</a>鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-60866659642392217712012-04-20T06:24:00.003+09:002012-04-21T06:22:06.225+09:00小鳥公園#2「すがれる」<div class="separator" style="clear: both; text-align: center;">
<a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgeEqQuyMGSosONJOtJRrOaYRM7eXzps9TL3jenDPn0x-YBDDKK5_WzjHpmoJhck4vR_C6K9wgKhGQVafZ-N90TSGX3INEgdSWKSjLo1ZX54erVOtUowxhc4Z7mMvqh7K7_npiWO80l8UZ8/s1600/%25E8%25A1%25A8-01.jpg" imageanchor="1" style="clear:left; float:left;margin-right:1em; margin-bottom:1em"><img border="0" height="400" width="283" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgeEqQuyMGSosONJOtJRrOaYRM7eXzps9TL3jenDPn0x-YBDDKK5_WzjHpmoJhck4vR_C6K9wgKhGQVafZ-N90TSGX3INEgdSWKSjLo1ZX54erVOtUowxhc4Z7mMvqh7K7_npiWO80l8UZ8/s400/%25E8%25A1%25A8-01.jpg" /></a></div>
去年の4月に始めた、小鳥公園シリーズの第二回目をやります。<br />小鳥公園は、鳥公園が本公演とはまた別に、文学作品を舞台化していくシリーズです。<br />「単線的に展開していく文学の表現を、どうやって空間にひらいていくか?」を考えます。<br />第二回は、平松洋子さんのエッセイ集<a href="http://www.amazon.co.jp/%E9%87%8E%E8%9B%AE%E3%81%AA%E8%AA%AD%E6%9B%B8-%E5%B9%B3%E6%9D%BE-%E6%B4%8B%E5%AD%90/dp/4087714241">『野蛮な読書』</a>から着想をいただきました。<br /><br />この「すがれる」という作品は、<br />2月に大阪で、<a href="http://www.artcomplex.net/art-space/sche/index.php?itemid=8075">芸創CONNECT vol.5</a>というコンペティションに参加して、15分ver.を、<br />3月には<a href="http://www2.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/enfes2012/kyoumachikoya/">北九州に一週間ほど滞在して制作</a>し、40分ver.を発表しています。<br /><br />ひとつの作品と長く関わってみたい。<br />お客さんに立ち会っていただきながら、<br />発表してはまた稽古して、作り続けてみたい。<br /><br />と思って、鳥公園では初めての三都市ツアーを企画しました。<br />大阪と北九州で、すでに完全に別モノになってしまったので、<br />横浜公演がどこに着地するのか全くもって分かりませんが、<br />それぞれの土地でつくり、お客さんに立ち会っていただいた時間が、<br />流れ込んだ作品になると思います。<br /><br />こういう作り方は、きっともうなかなか出来ないと思います。<br />たくさんの方に見届けていただきたいです。<br />お待ちしています!<br /><br />::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::<br /><br />2012年5月24日(木)~28日(月)<br />BankART Studio NYK / NYKホールにて<br /><br />作・演出 : 西尾佳織<br />出演 : 森すみれ(鳥公園)、若林里枝、吉田圭佑、武井翔子<br /><br /><br />【タイムテーブル】<br />5月24日(木) ★19:30<br /> 25日(金) ★19:30<br /> 26日(土) ★14:00 / 18:30<br /> 27日(日) 14:00 / 18:30<br /> 28日(月) 14:00<br /><br />★の回は、終演後に「すがれる」北九州版の映像上映あり!<br />(上映時間約40分を予定)<br /><br /><br />【チケット料金】<br />一般前売 : 2500円 一般当日 : 2800円<br />学生前売 : 2200円 学生当日 : 2500円<br />初日割引(5月24日(木)19:30の回)<br /> 一般前売 : 2200円 学生前売 : 2000円<br /> (当日券の初日割引はございません)<br /><br />※学生チケットをお求めの場合は、当日受付にて学生証をご提示いただきます<br /><br /><br />【ご予約はこちらから】<br /><p class="mobile"><a href="https://ticket.corich.jp/apply/35752/" target="_blank">携帯からの予約はこちらをクリック!</a></p><br /><br /><iframe src="https://ticket.corich.jp/stage/bp/timetable.php?sid=35752&ad=1%2C2%2C3%2C4&view=10&body=&color=&td_bo=&td_co=&th_bo=&th_co=&t_bo=&t_co=&link=&border=" width="260" height="125" border="0" frameborder="no"></iframe><br /><br /><a href="http://stage.corich.jp/" target="_blank">CoRich舞台芸術!</a><br /><a href="http://fx.manepoke.jp/" target="_blank">FX比較</a><br /><a href="http://fx-hiroba.jp/" target="_blank">FXブログ</a><br /><a href="http://www.corich.net/" target="_blank">通販ショップ</a><br /><br /><br /><br />【会場】<br /> BankART Studio NYK / NYKホール<br /> 〒2310002 神奈川県横浜市中区海岸通3-9<br /> 045-663-4677<br /> 横浜みなとみらい線「馬車道駅」6番出口[赤レンガ倉庫口] 徒歩4分<br /> <a href="http://www.bankart1929.com/">http://www.bankart1929.com/</a><br /><br /><br />【演出ノート】<br />すがれる:盛りを過ぎて衰え始める。風化し始める。<br /> 植物が、冬をむかえて枯れていく。<br /><br /> 「すがれる」は、漢字では「末枯れる」と書きます。<br /> 私たちはみんな、スエ・カレル。<br /><br /> 終わりに向かう、その変化の始まりに気付いた人は、<br /> 一体どれだけの時間、その人を(あるいは物を、土地を)<br /> 見つめていたのだろう。<br /><br /> これは、ひとつの役割が終わり、形が失われ、その後にも続いている時間について、<br /> それから過ぎゆくものへの、まなざしについての作品になる予定です。<br /><br /><br />【鳥公園ホームページ】<br /><a href="http://birdpark.web.fc2.com/">http://birdpark.web.fc2.com/</a>鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-24581758542990729892011-12-28T11:32:00.000+09:002011-12-28T11:33:09.791+09:00名前の由来三人以上の集団が苦手です。<br />二人はぎりぎり好きです。<br />でもそんなことばかりも言っていられないので、<br />人と一緒にいるにはどうしたらいいのだろうと考えています。<br />考えて、公園はいいんじゃないかと思いました。<br />遊びたかったら遊べばいいし、<br />眠たかったら眠ればいいし、<br />帰りたかったら、帰ってもいいし。<br /><br />好きなようにしていたいし、<br />好きなようにして欲しいし。<br /><br />鳥公園は、一人でいて、それでいて人と一緒にいられるための場所です。<br />出入り自由です。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-40134998989099352822011-08-27T13:15:00.005+09:002011-08-27T13:23:29.606+09:00鳥公園#6 「おねしょ沼の終わらない温かさについて」<a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg34gXvZnrbGIGs8bDKzd-B9SqwYW2wCI1RDIagBnivafPp2pH1ByAhyL1TT55Lt5WFNmywcu1TBES150bsT9RZq8Vo5YjvJ9iRRqhoWS3xsbHCzOiPl1UC3ZYOe1btKbUpzRZKkjlxWaPh/s1600/%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E8%25A1%25A8.jpg"><img style="float:left; margin:0 10px 10px 0;cursor:pointer; cursor:hand;width: 283px; height: 400px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg34gXvZnrbGIGs8bDKzd-B9SqwYW2wCI1RDIagBnivafPp2pH1ByAhyL1TT55Lt5WFNmywcu1TBES150bsT9RZq8Vo5YjvJ9iRRqhoWS3xsbHCzOiPl1UC3ZYOe1btKbUpzRZKkjlxWaPh/s400/%25E3%2582%25B7%25E3%2583%25A7%25E3%2583%2583%25E3%2583%2588%25E8%25A1%25A8.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5645386022537157026" /></a>
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<br />
<br />鳥公園#6 「おねしょ沼の終わらない温かさについて」
<br /><フェスティバル/トーキョー11公募プログラム参加作品>
<br />
<br />2011年10月19日(水)~24日(月)
<br />シアターグリーン BASE THEATERにて
<br />
<br />作・演出 : 西尾佳織
<br />出演 : 森すみれ、石松太一(青年団)、伊藤俊輔(ONEOR8)、井上知子、笹野鈴々音、島田桃依(青年団)、寺田ゆい、吉田圭佑
<br />
<br />
<br />【タイムテーブル】
<br />10月19日(水) 19:00
<br /> 20日(木) 14:00 / ★19:00
<br /> 21日(金) 19:00
<br /> 22日(土) 14:00 / 19:00
<br /> 23日(日) 14:00 / ★19:00
<br /> 24日(月) 14:00
<br />
<br /> ★の回は英語字幕付き
<br />
<br />
<br />【チケット料金】(9月10日12:00発売)
<br />一般前売 : 2200円 一般当日 : 2500円
<br />学生前売 : 1800円 学生当日 : 2000円
<br />
<br /> ※学生チケットの場合は、当日、学生証のご提示をお願いします
<br />
<br />
<br />【ご予約方法】
<br /><p class="mobile"><a href="https://ticket.corich.jp/apply/30080/" target="_blank">携帯からの予約はこちらをクリック!</a></p><br />
<br /><iframe src="https://ticket.corich.jp/stage/bp/timetable.php?sid=30080&ad=1%2C2%2C3%2C4&view=10&body=&color=&td_bo=&td_co=&th_bo=&th_co=&t_bo=&t_co=&link=&border=" width="300" height="105" border="0" frameborder="no"></iframe><br />
<br /><a href="http://stage.corich.jp/" target="_blank">CoRich舞台芸術!</a>
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<br />
<br />【会場】
<br /> シアターグリーン BASE THEATER
<br /> 地図は<a href="http://www.theater-green.com/map.html" target="_blank">こちら</a>
<br />
<br /> 〒171-0022 豊島区南池袋2-20-4
<br /> ■JR池袋駅南口改札より地下通路(西武デパート側)39番出口………徒歩約2分
<br /> ■「池袋駅」東口より地上路で…徒歩約6分
<br /> ■地下鉄・有楽町線「東池袋駅」…徒歩約5分
<br /> ■都電・荒川線「雑司ケ谷駅」…徒歩約7分
<br /> 注.駐車スペースがありませんので、
<br /> 車・オートバイでのご来館はご遠慮ください。
<br />
<br />【あらすじ】
<br /> 沼のような水場がある。
<br /> その周りに、集落のようなものが出来ている。
<br />
<br /> そこには女しかいない。
<br /> 男はいない。
<br /> 再生産のシステムはない。
<br /> しかし子供がいる。
<br />
<br /> 子供たちは、
<br /> 「誰の子供」ということもなく、
<br /> おおらかに共有されている。
<br />
<br /> 女たちは水場で食べ物を、食器を、みずからの体を、洗う。
<br />
<br /> 彼女たちはどこかそう遠くない都市から、
<br /> 流れ、こぼれてやって来た。
<br />
<br />------------------------------------------------------
<br />
<br /> のびやかでありたい。
<br />
<br /> ずいぶん前から、
<br /> 「ずっとじゃないならいらないよ」という言葉が心にひそんでいる。
<br /> でも実際に面と向かうと、「ずっと」と言う人を「げっ」と思う。
<br /> 自分に対しても、「いらないって何様だい」と思うので、言わない。
<br />
<br /> で、そういう、言えなかった言葉の話ばかり書いてきた。
<br /> そしてそれに、飽きた。
<br />
<br /> 思っているなら言いやがれ
<br />
<br /> というわけで、
<br /> 全力で欲しがってバッサリ斬られて大敗けに敗けて、
<br /> からだがバラバラになる話を書いた。
<br /> それはそれで潔い、美しいかもしれないが、
<br /> 生きるというのはもっと長い時間のことだと思った。
<br />
<br /> もう死ぬると思うほどに泣いて、でも死なないので涙も枯れて、
<br /> それだけ泣いてたら鼻水も流れてたのが乾いて鼻の下赤くなって痛くなってまぶたもバンバンに腫れてってしんどい、呆然自失だね、、つってふと隣見たら、
<br /> 自分を斬り殺したはずの人が、
<br /> 普通に屁をひってパン食って、居られる。
<br />
<br /> 頭がよく分からなくなる。
<br />
<br /> 斬り殺され、ない。まあ知ってた。
<br /> 私は生き続ける。
<br /> 白黒はっきりしたかったのにグレーのまま。
<br />
<br />
<br />【鳥公園ホームページとF/Tの鳥公園ページ】
<br /><a href="http://birdpark.web.fc2.com/" target="_blank">http://birdpark.web.fc2.com/</a>
<br /><a href="http://www.festival-tokyo.jp/program/UnendingWarmthofaBedwettingBog/" target="_blank">http://www.festival-tokyo.jp/program/UnendingWarmthofaBedwettingBog/</a>鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-58578071464380613212011-04-17T17:50:00.001+09:002011-04-19T14:09:53.562+09:00制作募集鳥公園の今後の活動を支え、ともに創作に向かってくださる制作さんを募集いたします。<p>●応募条件<br>・鳥公園の作品を愛してくれる方<br>・現時点での経験は問いません<br>・でも、これから制作者として活動していこうと思っている方(少なくとも可能性を考えている方)に限ります<br>・待遇は、ご経験・能力によってご相談させてください<p><br>公演期間中の運営だけでなく、公演期間以外も一緒に、鳥公園がどこへ進んでゆくべきかを考えてくださる方を求めています。<p>今、鳥公園には専任の制作者がいないので、色々な制作業務を劇団員2人で分担しています。<br>それらの仕事を制作さんにお願いして、西尾と森がそれぞれ作・演出と俳優・デザインに集中できればいいのにな、という思いがまず、あります。<br>でもそれ以上に、劇団のことを一緒に考えていってくれる人がいてくれたなら…と思っています。<p>至らないところだらけながらも、一応これまで二人で何とかやってきたので、細々とした仕事をいきなりまるっとパスできる人を求めているというのではないのです。<br>長く、一緒に成長しながら、創作に向かってくださる方を求めています。<p>基本的におだやかな二人ですので、非人道的な無茶は言いません。(と思います)<br>けっこうなぶきっちょ二人なので、何かとやきもきさせてしまうことはありそうです。<br>そんなときに、「あーもう何やってんの、貸してみな!」と助けてくださる方、求めています。<br>不器用な方でも愛があれば大丈夫と思います。<p>…と、たぶんこれって「結婚してください」くらいのことだと思うので、<p>「そのくらいの覚悟のある人だけ応募してください!」なんてのも無理な話で、まずは一回一緒にやってみないと分からないことだと思うので、<p>どうぞ気軽な気持ちで、まずは一回お会いしてみましょう。<p>私たちも、ちがうなぁと思ったら正直に、「ごめんなさい、ちがいました」と言います。<p>どうか素晴らしい出会いがありますように。<br>お待ちしています。<br>よろしくお願いいたします。<p> 鳥公園 西尾佳織、森すみれ鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-77159557772885794382011-04-15T09:31:00.001+09:002011-04-19T14:09:42.692+09:00「女生徒」増席しました!本日から始まる小鳥公園#1「女生徒」の公演ですが、各回、若干数ずつお席を増設いたしました!<br>昨日まで売り止めとなっていた回もご予約可能となりましたので、よろしくお願いいたします。<p>本日19:00からの回も、当日券をご用意してお待ちしております。<p>ご予約はこちらから!<br><a href="http://ticket.corich.jp/apply/25816/">http://ticket.corich.jp/apply/25816/</a>鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-65927768002558493712011-04-14T21:02:00.001+09:002011-04-19T14:09:42.695+09:00小鳥公園#1「女生徒」残席状況0414本日、ギャラリーフラスコに小屋入りしました。<p>売り止めの回も出てきましたので、ご予約はお早めにお願いいたします!<br>土曜日のお昼の回は、まだ比較的余裕がございます。<p>4月15日(金)19:00 残り1枚<br>4月16日(土)14:00 ○<br>4月16日(土)19:00 完売<br>4月17日(日)14:00 残り1枚<br>4月17日(日)19:00 残り3枚<br>4月18日(月)14:00 残り5枚<p>みなさまのご来場を、心よりお待ちしています。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-92074331161027199892011-04-13T23:07:00.003+09:002011-04-13T23:16:53.097+09:00「女生徒」残席状況0413小鳥公園#1「女生徒」の初日がいよいよ明後日にせまってきました!<br />これから残席状況を載せていきますので、<br />これからご予約くださる方は、ご参考にしていただけますと幸いです。<br /><br />4月15日(金)19:00 △<br />4月16日(土)14:00 ◎<br />4月16日(土)19:00 △<br />4月17日(日)14:00 △<br />4月17日(日)19:00 ○<br />4月18日(月)14:00 △<br /><br />みなさまのご来場を、心よりお待ちしております!鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-36889089896742619582011-04-11T00:54:00.001+09:002011-04-11T00:57:49.653+09:00#6「静かな工場(仮)」の出演者を募集いたします鳥公園が、フェスティバル/トーキョー11の公募プログラムに参加することになりました!<br />つきましては、#6「静かな工場(仮)」の出演者募集オーディションを開催いたします。<br /><br />多くの方とお会いできますよう、皆様からのご応募を心よりお待ちしております。<br />よろしくお願いいたします。<br /><br /><br />【応募締切:6月15日(水)24:00】<br /><br /><br />●公演概要<br />鳥公園#6「静かな工場」<br />作・演出 西尾佳織<br />2011年10月17日(木)~11月8日(日)期間中の一週間程度<br />シアターグリーンにて<br /><br />●稽古について<br />7月:ワークショップを数回/8月:週1~2回程度/9月:週3~4回程度/10月:週4~6回 <br />※基本的に、平日は夜間、土日は昼夜の稽古と考えていますが、震災の影響による稽古施設の使用状況次第では変更があり得ます。<br /><br />●応募条件<br />・演技経験のある方<br />・オーディション、および稽古・公演日程に参加できる方<br />・鳥公園の作品をご覧いただいたことがあると望ましいです<br /><br />●選考日程<br />一次選考:書類審査<br /> ※合否いずれの場合も、選考結果を6月19日(日)までにメールにてご連絡いたします。<br /> <br />二次選考:ワークショップ形式の稽古<br /> ① 6月25日(土)14:00~21:00/7月2日(土)14:00~21:00<br /> ② 6月26日(日)14:00~21:00/7月3日(日)14:00~21:00<br />※①、②いずれかに、二日間セットでご参加ください<br /><br />三次選考:台本、面接<br /> 二次選考通過の方に、7月9日(土)、7月10日(日)のどちらか一日、2時間程度ご参加いただきます。<br /><br />●オーディション会場<br />都内の公共施設(一次選考結果のご連絡時にお伝えします)<br /><br />●参加費<br />1000円(二次選考に進まれた方のみ、会場にてお支払いください)<br /><br />●応募方法<br />メールにて受け付けます。<br /><br /> 件名:「#6オーディション参加希望」<br /> 本文:お名前(フリガナ)/ご所属(あれば)/生年月日/性別/過去の演技経験(例:2010年3月 鳥公園#3「おばあちゃん家のニワオハカ」出演 等)/電話番号/メールアドレス(携帯、PC両方)/志望動機<br />添付:写真2枚(バストアップ、全身)<br /> を、以下のアドレスまでお送りください。<br /> info.birdpark@gmail.com鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-61917725234210740842011-03-24T12:23:00.006+09:002011-03-28T03:17:22.814+09:00小鳥公園#1 「女生徒」 予約ページ2011年4月15日~18日<br />神楽坂フラスコにて <br />原作:太宰治 演出:西尾佳織 <br />出演:森すみれ、伊藤俊輔(ONEOR8)<br />鳥公園HP <a href="http://birdpark.web.fc2.com/index.html">http://birdpark.web.fc2.com/index.html</a><br /><p class="mobile"><a href="https://ticket.corich.jp/apply/25816/" target="_blank">携帯からの予約はこちらをクリック!</a></p><br /><br /><iframe src="https://ticket.corich.jp/stage/bp/timetable.php?sid=25816&ad=1%2C2%2C3%2C4&view=10&body=&color=&td_bo=&td_co=&th_bo=&th_co=&t_bo=&t_co=&link=&border=" width="230" height="105" border="0" frameborder="no"></iframe><br /><br /><a href="http://stage.corich.jp/" target="_blank">CoRich舞台芸術!</a><br /><a href="http://fx.manepoke.jp/" target="_blank">FX比較</a><br /><a href="http://fx-hiroba.jp/" target="_blank">FXブログ</a><br /><a href="http://www.corich.net/" target="_blank">通販ショップ</a><br /><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhj4E9zvEu6wPeyjIBv8Z8DoTlk3-hmibNzsXGWjDnEKQ_z62ZdgtexMEl_CZkpTNPPZyq5UsQECY3D6dNm59ZXCEMkj-juf6jNEZk7aauelgXHij642ebX2nZnZy2ZnXyz7tSnEPXCpwgF/s1600/omote1.jpg"><img style="float:left; margin:0 10px 10px 0;cursor:pointer; cursor:hand;width: 285px; height: 400px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhj4E9zvEu6wPeyjIBv8Z8DoTlk3-hmibNzsXGWjDnEKQ_z62ZdgtexMEl_CZkpTNPPZyq5UsQECY3D6dNm59ZXCEMkj-juf6jNEZk7aauelgXHij642ebX2nZnZy2ZnXyz7tSnEPXCpwgF/s400/omote1.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5588469728832360898" /></a><a onblur="try {parent.deselectBloggerImageGracefully();} catch(e) {}" href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgb-wJSa4aMWQLNb9nF9UExBxXTVfq4KxFvpPP3ffo2K-kYkuxiksBE3HHZf4pRgi65fjZKrVHMHxSaow_6wZBTqDn9RrZ3sKnLXKWYJfNTFuD584caKgDprCxxQjl_FIGzfycBh20_eSum/s1600/ura1.jpg"><img style="float:left; margin:0 10px 10px 0;cursor:pointer; cursor:hand;width: 286px; height: 400px;" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgb-wJSa4aMWQLNb9nF9UExBxXTVfq4KxFvpPP3ffo2K-kYkuxiksBE3HHZf4pRgi65fjZKrVHMHxSaow_6wZBTqDn9RrZ3sKnLXKWYJfNTFuD584caKgDprCxxQjl_FIGzfycBh20_eSum/s400/ura1.jpg" border="0" alt=""id="BLOGGER_PHOTO_ID_5588470406882393282" /></a>鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-31594829585121283002011-02-10T16:45:00.005+09:002011-02-10T16:54:19.022+09:00神楽坂フラスコまでの道順東西線神楽坂駅1番出口を出て、左へ。しばし坂をくだります。<br />左手にピエトロ、ちよだ鮨を通り過ぎ、100円ショップの角を左に入ると、右手にフラスコがあります。<br /><br />迷った場合は080-5472-5657にお電話ください。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-12654066032193581172011-02-05T02:44:00.001+09:002011-03-28T03:16:02.669+09:00演出ノート10モノローグとダイアローグについて考えている。<p>どうも私には「ダイアローグを書かなければ!」という強迫観念があるかもしれない。<br>たぶん、モノローグとダイアローグを別のものと考え(過ぎ)ています。(いました。)<p>舞台上でひとりごとのように呟かれていても、それは必ず誰かに向けられている。<br>モノローグは、<br>1.客席に向けられている<br>2.何かしら意図的に1人で言葉を発してみている<br>3.真実真正の思わず出てしまった(という設定の)ひとりごと<br>の三種類しかあり得ないんじゃないか。<p>と思うけど実際は、3はほとんどなくて、2もあまりなくて、「〈ひとりごと〉ということにして発される説明的モノローグ」という4番目が結構あると思う。<br>それをやる場合は、正面切って客席に話しかけてはいないけど実は客席に話しかけてまーすという、実は1番目に当たる意識がないと、何というか、不誠実な気がする。<br>「○○ってこと」にして処理されてしまい得る演劇の都合(よく言われる例だと、「暗幕とその向こう側は存在しないこととする」みたいなこと)には、甘んじたらいかんなぁと思う。<br>仲間内で盲目になりましょーというのは、外から見たら「??」だろう。<br>目はかっぽじって(って耳にしか使いませんか?)見たい。<p>話があちゃこちゃ行きますが、<p>そうそう、「ダイアローグ」なんてものはないんじゃないかと思ったのです。<br>話しかける時点では、返事や反応が返ってくるかなんて分からないので、発語される時点ではひたすらモノローグがあるだけで、反応が返ってきたときに「結果的ダイアローグ」になるだけなんじゃないかと。<br>だから、一般的にダイアローグと呼ばれるものも、実はモノローグの応酬と捉える方が正確なんじゃないかと。<p>定義の仕方なんてどーでもよいではないかと思われるかもしれませんが、台本書き〜稽古までの作業に関して、どの段階までを作家が、どの段階からは演出家がやるべきか?というのはとても重要な気がしています。<p>これは、上手い作家なら難なくやってのけるのかもしれませんが、台本をダイアローグの形にするのが苦手で。<br>なので、各人に渡すモノローグを書いていって、それをルール(?)に稽古場で会話してもらえばいいんじゃないかという作戦です。<br>複数人がモノローグをすれば、ダイアローグには結果的になるんじゃないか。<p>上手くいくか分かりませんが、明日はこれでいきます。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-19170564379522571902011-01-21T16:48:00.002+09:002011-01-21T18:04:22.313+09:00演出ノート9美術打ち合わせ。<br />舞台美術家の大泉七奈子さんとは、「家族アート」初演からのご縁です。<p>圧倒的物量希望ということと、<br />物と俳優が絡みたいということと、<br />センチメンタルを抜きにということばかり言う。<p>やっぱり感情というのはあって、<br />「動く」でも「揺れる」でも「振れる」でもいいのだけれど、<br />ここではあえて「惑わされる」という言い方したい。<p>惑わされたくない。<br />というか、こちらが提示する側というのを踏まえて言えば、<br />お客さんを惑わしたくない。<p>感情にはいい感じなのも嫌な感じなのもあるのに、<br />感じたがり過ぎが多いのじゃないか。<p>感動が悪いということではなくて、<br />私も大概感動したがりだなとよく思いますし、<br />でも、「感動した!で、その後。」がある。<br />これは感動中に死なない限りある。<p>泣きやまないことはない、と思っていて、<br />涙の別れの翌日には涙は乾いてお腹が空いてトイレにも行くし、さ。と。<p>小学生のときにクラスで「はだしのゲン」を見て、やっぱり圧倒的な恐さがあって胸中非常にギャーとショックを受けていたのですが私は泣きはしなくて、「あれ、かおりちゃん、泣いてな、い、、?」みたいになって、待ってやめてその涙で何かを測るようなのやめて、みんなは共振して何かが増幅されただけじゃないか、それがいけないわけじゃないけど共振しなくたって、私も私で驚いてるよ、と思いました。<p>共感も、別にいんだが、でも共感はきっといつか去るよ、それってミーハーだよ、ミーハーでも別にいいけど私はミーハーじゃない方とりたいよ。<br /><p>悲しさやショックの深さは、例えば何日ご飯が喉を通らないとか、そういう物量ではない。<br />痛みはただそのものとしてあるだけであって、私たちは別に痛々しさへ向かわなくって一向かまわないと思います。<p>物量ではないこと示すために、たぶん物量は使えるのじゃないか。<p>「家族アート」原作者の伊藤比呂美さんの詩に「アウシュビッツミーハー」というのがあって、それはアウシュビッツに大量に積まれた殺されたユダヤ人の髪の毛、歯ブラシ、靴、写真、その圧倒的量感を前にすると人は飽きてしまう、量感は個を消す、人は他人にそこまで感情を持ち続けられないということが書かれた作品です。<p>人には惻隠(そくいん)の情というのがありますから、それはまさに自分の隣で子供が井戸に落ち掛けていたら誰だってとっさに助けるでしょうってそういうヒューマニズムですが、でもそれは「とっさ」であって、一過性のミーハーかもしれない。<br />ミーハーが積極的に悪いと言ってるんではなくて、それはただ一過性の一瞬の、それだけのものだろうということです。<br />疑う余地なく惻隠の情というものはありそうですが、私はもっと疑って疑って、分け入った先を見たいです。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-58095100868212860412011-01-19T03:09:00.001+09:002011-01-20T17:35:58.911+09:00演出ノート8死骸になりたさ、について。<p>抜けがけはナシよと思っている。<br>死んでイチ抜けはナシだ。<br>それは、大ブーイング。<p>でも一方で、自分の死後(直後)について妄想する。<p>死骸になりたい。<br>遺体でも死体でもなく、死骸である。<p>遺体は生前の事情を引きずり過ぎている。<br>遺体に向けられる尊重は、故人の生前の立派さ、功績に負うている気がする。<p>死体は土気色すぎる気がする。<br>単純に物質的に、質の落ちた肉のように思う。<p>死骸が一番、生きていた私が死んだだけ、それだけという気がする。<br>死骸の私は私のまま、一段とばしで大事にしてもらえる。<br>貧血起こした子が日陰で体育見学させてもらえるように。<p>でも幸い、残念ながら、私は血が多めにできているようで。<br>貧血なんてついぞ起こしたためしがないのです。<p>そして私は、女の人が怖い。<br>男の人より万倍怖い。<br>だからやっぱり、貧血とか起こせないのである。<p>つまりヘモグロビン以前に根性的な問題で、やはり死骸になるしか手はないか、とか、考える。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-85792003603299431432011-01-17T02:46:00.002+09:002011-01-17T03:31:39.074+09:00演出ノート7稽古初日でした。<br /><br />で、一切、スポーン!と見失う。<br /><br />稽古終了時は、とまれ、今日はくたくただ…とりあえず寝よう、と思ったが、<br />ヒュゴオオオオオと嵐がやってきて、これは眠られんとなって、今。<br /><br />初演の台本に、テーマ的に興味がなくなっているのだった。<br />なくなったというか、移った。<br />2年前の私にはリアリティのあったものが、今はなくなっていて、<br />それは当然あり得ることなので、まあやるしかないですね。<br /><br />当然あり得る、のだけれど、<br />ここまでスッカーンと自分が変わってしまっていることに今日気付いたので、<br />単純にそこに参りました。<br /><br />でも、むしろ今日分かってよかった。<br /><br />どうしたら正解にたどり着けるかは分かりませんが、<br />興味の持てないことは今やめる。<br />で、次に何するか考える。<br /><br />再演って何なのだろう。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-63610648446443227142011-01-16T05:38:00.002+09:002011-01-17T00:10:08.902+09:00演出ノート6当事者について。<p>何か語ることに対して、「当事者でもないくせに」というのと、「当事者しか語ってはいけないなんてことはなかろ」というのがある。<p>当事者でない人はどんなに頑張っても当事者にはなれないが、でも当事者がなんぼのものだろう。<p>というか、<br />みんながそれぞれにそれぞれの立ち位置からの当事者である。と思う。<p>…説明が下手くそだ。<p>イライラするのは、当事者になれないのに情報としては手渡されること。<br />別にむやみに当事者になりたいわけではない。面倒くさいし。<br />ただそれなら、いっそ他人事としても知らずにいさせてくれればよいのに、と思う。<br />巻き込まないで、放っておいて、うるさいうるさいよ!と思う。<p>出来事からの距離が近いからえらかったり(発言等できる)権力が発生したりするわけではないと考えてみる。<br />遠くたって、本当に話したかったら話してもよい。<br />(「よい」とかいうのも本当はおかしくて、許可や権利ではなくて、話したいこと、話せることを話すだけだと思うが)<p>正直に切実な興味で話すことを望んでいる。<br />それは、興味がなくてどうでもいいのなら話さなくたっていいということです。<br />どうも、「自分に近いことならば好きに話してよい」という前提があって、「話していいなら、じゃあ」といって話さなくてもいいことまで話し過ぎていないか?という気がする。<br />これは勿論、自分も含め。<p>「当事者なら話してよい」ということを前提に話されることは、どうも当事者の範囲内に囲われてしまうというか、当事者以外には下世話趣味・のぞき趣味以外で接続しようがないものになってしまう気がする。<br />結局他人はどうでもいいのだ、となってしまう。「当事者!」と言われると。<p>「みんながそれぞれにそれぞれの立ち位置からの当事者である」と書いたけれど、それは、昨日の私に対して今の私は当事者になりえないということでもある。<br />昨日、というのは大げさだけど、例えば大人になってしまったら、子供の頃の自分について当事者として語ることは出来ないということ。<br />それは、あくまで「今の私が思い出して語っている」という距離になるということ。<p>距離が近いからその語りに価値があると思うわけではない。<br />ただ、当事者として語れることの少なさは思う。<p>でも無理なものは無理なんで、<br />その距離を踏まえてどう語れるだろうと考える。<p>当事者でない人が当事者ぶること、距離や関係を捏造することは、いやらしいなと思う。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-610965681256933652011-01-03T02:34:00.005+09:002011-01-03T04:00:32.802+09:002010→2011新年あけましておめでとうございます。<br /><br />旧年中は、大変多くの方にお世話になりました。<br /><br />公演を観に来てくださったお客様、<br />劇評を書いてくださったり、メディアに取りあげてくださった批評家、マスコミの方々、<br />ワークショップ・オーディションにご参加くださった方々、<br />鳥公園をイベントにお誘いくださった他団体の方々、<br />そして一緒に作品に向き合ってくださった、俳優、スタッフの方々、<br />稽古場の外で支えてくれた家族、友人、恋人も、<br />みなさま本当にありがとうございました。<br /><br />#3「おばあちゃん家のニワオハカ」から始めた<br />出演者募集のワークショップ・オーディションでは、<br />魅力的な俳優さんたちと出会うことが出来ました。<br />市田邸という空間にも大いに助けられ、<br />NPOたいれき歴史都市研究会のみなさま、<br />根津の街と、そこにお住まいのみなさまにも本当にお世話になりました。<br /><br />#4「乳水」は<br />久々の劇場公演ということで、頼もしいスタッフさんたちにお力添えをいただき、<br />「マガジン・ワンダーランド」さんの初日レビューや<br />「演劇ぶっく」さんに取り上げていただいたり、<br />また実在の事件を元にさせていただいたという意味でも、<br />本当に色々な方に関わっていただくことで成り立っていた公演でした。<br /><br />振り返るとどの公演も、当然ながら、<br />ものすごく大勢の方のエネルギーが注がれてできています。<br />改めて、これは大変なことです!本当に。<br /><br />新しい一年、とその先、のことを考えていて思うのは、<br />私たちはもっともっと多くの方の力を借りなければいけないということと、<br />一方で、どこにも寄りかかってはいけないなということです。<br /><br />もっと大勢のお客さんに見て欲しいとか、<br />そのために評判になれたらいいなとか、<br />それはやっぱり色々思うのですが、<br />でもそのためにも、全部のはじまりは信頼できる仲間を見つけることだと思います。<br /><br />なんかやっぱり、「わざわざ」こんなに人が集まってやっている、という感じがあって。<br />だったら一人の(あるいは少数の中心人物の)アイディアに全員集合するよりも、<br />「さあ、集まりましたよ!」というところから始める方が<br />面白いんじゃないかという気がします。<br /><br />場があって、<br />そこに集まった人たちがあーでもないこーでもないとやり合って、<br />ふと我に返ったら一体どうやってそこに行ったのか分からないような、<br />でもボーンと出されるとそうでしかありえないと思えるような、<br />そういうものを作りたいと思います。<br /><br />人はみんな、色々言います。<br />お客さんも批評家も同業者も。<br />色々言っていただいて構わない。<br />それは止めようがないし、とても有り難いことでもあります。<br /><br />でもみんな、それぞれ自分の見方で見て、自分の言い方で言うのです。<br />良いも悪いもなくて、それしかないと思うので、<br />ただそれをどう聞くのかは、自分で決めなければね。<br /><br />当たり前のことですが、忘れないように書いておきます。<br />色々なこと、言っていただいてそのたびやっぱり動かされるので。<br /><br /><br />2011年は、<br />鳥公園に入りたいと言ってくれて、私たちも一緒にやりたいと思う人が現れたらいいな。<br />でも入らなくったって、まずはお互い一緒にやりたいと思う出会いを、心待ちにしています。<br />そういうお互いの気持ちが一回一回続いて、結果ずっと何回もやれたらいい。<br /><br />まずは3月の#5「家族アート」再演@鳥の劇場です。<br />頑張ります。<br /><br />本年も精進して、大きく変化していきたいと思っています。<br />何卒よろしくおねがいいたします。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-89385410032885838602010-12-21T15:58:00.001+09:002010-12-26T17:31:43.605+09:00鳥取に行ってきました鳥取は鹿野にある、鳥の劇場に行ってきました。<br>ここで、三月に「家族アート」を上演します。<p>劇場と鹿野の町を案内していただき、鳥の劇場の公演「セールスマンの死」を見せていただいた。<p>環境も、作り手も、お客さんも、東京とは大きく違う。<br>ちょっと今、細かく説明するエネルギーがなくて書きませんが、<br>作品も、(鳥取というローカルな規模の)社会における演劇というものも、それを通した作り手と観客の関係も、健やかに育まれている(現在進行形)のだと思った。<br>ざっくり言うと、作品のつくられることが、お客さんにとって他人事でないように感じた。<br>それは自然とそうなったのではなくて、間違いなく、鳥の劇場の方々が種を蒔き、意識的に育んできたものが、時間をおいて一つずつ結果になっている。<p>-----------------------<p>鳥の劇場は、鳥取からさらに電車で30分くらい行った浜村という駅にあるのです。<br>ものすごい独断と偏見で敢えて言うと、東京なら京王線の飛田給とか…?<br>(うーん。これは、非常に適当。良い例が思いつきません)<p>まあそういう浜村にある鳥の劇場のことを、鳥取のタクシーのおじちゃんとか、砂丘のジオパーク(なんか展示場)のおじちゃんが、よく知っていた。<p>岡崎藝術座の神里さんが「池袋のやつは、F/T知らないよ」と言っていたけれど、そうだよなーと思う。<br>それをF/Tの怠慢とか言うつもりはなくて、東京では単純に不可能と思う。<br>でも、じゃあそれが鳥取なら出来る、なんてわけはなく、鳥の劇場の皆さんが、そこまで持ってきたのだ。<p>-----------------------<p>東京で作品をつくることについて考える。<p>環境・作り手・観客などは全部つながっていて、今すでにある状況を変えるのは当然一筋縄ではいかないけれど、でも作り手がどういう意識で何を選ぶかは、決められるのだ。<p>のだ、というか、決められるのか、と思った。<p>鳥公園としては(といっても、森さんと話していないので私個人の所見ですが)、「拠点を持つ」という感覚がまだあまり持てません。<br>レジデンスまでは何となくイメージできるけれど、例えば地点のように、拠点を京都に移すというような、意識的な腰の据え方はできないなーと思います。<br>先は、分からないけれど。<p>東京も、たまたまそこにいたからそこで作っていて。<br>私は東京出身ですが、まぁ思い入れ、あるのだろうけど、東京がどうなろうと他人事のような気がします。<p>個人的には、演劇の今の状況に対する問題意識とか、なくはないけれど、しかし私なんかは現状に文句たれるばかりなのです。<br>なので、環境づくりに参画!というのはないですが、作品をつくるにあたって、自分たちの望む場所、人を求めて動いていこう、とは思いました。<p>さしあたり東京から動くとかいうことはないけれど、今後東京での創作について考える時間は、自然持つのだろうと思います。<p>-----------------------<p>しかし、改めて思うけど、東京は異常。<p>そこが惹かれるとこでもありますが。<br>ささくれレベルの小さなくたびれもあります。<p>と、「東京は」って一口に言っちゃうのも、「お前はどこの誰か」という感じですが。<br>まあ旅行者気分の余韻ということに。<p>まだ疲れるほどの何もしていません。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-30052466971360029242010-12-19T21:12:00.001+09:002010-12-26T17:31:43.606+09:00演出ノート5関係の話、<br>関係を意志するとかいう話、したけれど、<br>実は関係ってそんなものじゃないよねと思っていて、<p>じゃあ何なのさって<p>いつだって事後的なもの、<br>ぽつんと立っているところに彼方から降りかかってくるのだ。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-42761100381745791862010-12-18T13:07:00.001+09:002010-12-26T17:31:43.606+09:00演出ノート4いてもいいけどいなくてもいいなら、いない方がいい。<br>あってもいいけどなくてもいいなら、ない方がいい。<br>こういう言い方をすると冷たいと言われるけれど、たぶん誤解だと思う。<p>私がなんと言おうと思おうと、誰かや何かが存在すること自体には1mmも影響できない。<br>誰かに「居ていいよ」とか言われる前から後までずっと、そんな言葉とは全く関係なく、「だってあるものはあるんだもの」が続いている。<br>関係を意志するかどうかという話のつもりだ。<p>いないと困る人、ないと困るものというのが存在すると信じてしまっているもので、こういうことを言う。<br>そういうあどけなさのようなものがなしだったら、どうして踏ん張っていられるんだろう。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-63217087930395599512010-12-17T23:10:00.001+09:002010-12-26T17:31:43.607+09:00演出ノート3関係=変化だと思っている。<p>距離が変化することが関係するということで、距離が変わらないのなら、もう関係がない(存在しない)も同じに思える。<p>とは言っても、個々人が日々変わるのだから、個人と個人の間にある距離も変化がゼロのわけはなくて、<br>だから、私が「関係がない」と呼ぶのは、関係をどうこうする意志がないということで、<br>だから、「距離を置く」というのも関係仕方のひとつで、そこに関係はある。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-39194735170471871752010-12-16T00:45:00.001+09:002010-12-26T17:31:43.608+09:00演出ノート2「外部」とか「余白」と言うけれど、それはある「範囲」というものが確定されているからで、とても何となくの漠然とした感覚だが、線状のもので区切られているというのは好かんなぁという感じがある。<br>そんな風なエリアの決まり方は、そう「決めた」だけであって、実際にはそうはなってないだろうというか。<p>もっとなにか、じわじわと影響を染み出させる中心になる物、質量が、それはとりあえずもう確かにでーん!とあって、そこからじわじわと周りに力が及んで、距離が離れるにつれぼやーっと力が及ばなくなってふうっとなくなるような感じは?例えば。<p>同種の物が大量に堆積していて、でも山はところどころ崩れたり、表面からどんどん風化も進んでいて、端はよく分からない、地面と地続きになっている。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-92178207710942017902010-12-15T16:33:00.001+09:002010-12-26T17:31:43.609+09:00演出ノート1自分より大きな何かに殺してもらう。<p>自分より大きな何かに自分を(自分の体を)明け渡す。<p>「もう殺されるんだなぁ。殺されてゆくんだなぁ」と思いながら、そこに体をよこたえる。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-8868591427533005266.post-33100641732572993982010-12-15T13:51:00.004+09:002010-12-15T14:21:11.491+09:00演出ノートをひらいてみますこのブログ、だいぶん御無沙汰していました。<br />最近は頭の中がもっぱら、極めて個人的なことばかりで占められていたためです。<br />「ぐだめき」というカテゴリーを作ってはみたものの、<br />やっぱり鳥公園と全く関係ないことはぐだめけぬわぬ、という意識があり。<br /><br />が、少しずつ、3月の作品の方に頭が向かい出しました。<br /><br />で、ちょっと今回は試みとして、演出ノートを、<br /><br />あ、って、どれのことですかね?<br /><br />まあよく分からないですけどでもよく「演出ノート」という言葉を<br />目に、耳に、するのでそれだと思うものを、<br />公開してみようかと思います。<br /><br />前情報がないと分からない、楽しめない作品というのはいかがなもんか?<br />という意見はそれは、そうだ、そうです、と思うのですが一方で、<br />あらかじめ何かが共有されている(この共有、<br />という言葉も使い方が相当難しいわよねというか、ちょっと私は疑ってるのですが)<br />ことで楽しみが増える、広がるということは私は、可能性があると思っています。<br /><br />ねたばれに、なってもいいと思ってもいて。<br />そりゃやっぱりギャッ!となって欲しいのですが、<br />まー知らなかったらびっくり出来たのに知ってしまっていたら出来ない<br />という性質のものには気を付けるとして。<br />基本的にばれててもいいと思っています。内容は。<br />もしかしたら台本を公開しておいたっていいのかもしれない。<br />それは、そういうやり方が向く・向かない(どちらがいいとかでなく)たぶんあって、<br />私の場合は情報の手渡し方として、そういうことをした方がいいような、<br />まだ予感ですが、上手くいくかわかりませんが、あります。<br /><br />というわけで、そういうことをやってみます。<br />よろしくお願いします。鳥公園http://www.blogger.com/profile/17564793493346754465noreply@blogger.com0