他者ってありがてぇ!!と思った。
最近作品の内容について話す人といえばほぼ役者さん二人だけで
(舞台美術さん始めスタッフさんとの話は、もう少し大枠だ)、
役者さんは演出家の意図を酌もうとしてくれるし、
私に沿うというんじゃなくても
毎日会って話して一緒にものを食べていると
だんだんに共同体みたいになってくる部分もあって、
私と役者さん二人は「三人の他者」じゃなくて
「三人とも我」に近づいていた気がする。
それは必要なことでもあると思うけれど、不全だ。
せっかくの集団創作なのに。
北川くんと話して、我に返る感じがあった。
時間がないよー!!と焦って、
必要に迫られているような感覚から形にしようとしていた部分に対して、
ん、そもそも何がしたかったんだっけ。
と一歩立ち止まって考え直せるような。
我に返るには、まず一旦自分から距離をとらないといかんのだなと思った。
本当に感謝感謝です。
明日は音響・照明・美術のスタッフさんが勢ぞろいで来てくださる。
複数の人々の関わり合うところが演劇の面白いところだと思うので、
とても楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿