鳥公園#2『家族アート』
原作:伊藤比呂美
脚本・演出:西尾佳織
2009年4月21日(火)~23日(木)毎日19:30開演 全3ステージ
(受付開始・開場はともに19:00)
神楽坂die pratzeにて
(M.S.A.2009参加作品)
チケット料金
前売り:2000円 当日:2500円
学生は各300円引き(要学生証提示)
出演:
大倉マヤ(マヤ印) 谷本進(NEVER LOSE) 西尾佳織(乞局)
スタッフ
舞台美術:大泉七奈子
照明:三枝淳
音響:佐久間修一
演出助手、写真:北川大輔(カムヰヤッセン)
舞台監督:木村光晴
衣装:土屋絢子
宣伝美術:西尾佳織
制作:塩田友克
製作:鳥公園
狩るケモノ、狩られるケモノ。
生きている体、死体。
世話してやりたい、世話されたい欲望。
外へ、コヨーテのいる場所へ行きたい、連れていって欲しい。
けれどそこへは自分で行くしかありません。
まとわりついてくる病と夫を置いて。
もはやわたしはこんなにも過剰で、身動きがとれない。
死体はもう自分の足で立つことが出来ない。
だからどうにか、死体になる前に、ガキアミを引いてゆきます。
けれどガキアミは元気になって、どこへ行くだろう。
(それはわたしの元へ帰らないかもしれない)
それに友人はもう死体になってしまったし。
ただ誰がいても、誰もいなくても、
わたしはずっと血を流し立ち続けていて、
立ち眩みを思い出そうとしている。
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